羽生ノート

羽生一家玉組座長・羽生まゆみが気儘に綴る日々雑感です。
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クスリ(体幹トレ日記86)

再会したヒロとのトレーニングも、早四回を重ねた。トレーナーが変わると筋肉もびっくりするのか筋肉痛の日々である。今日も朝から「痛ッ」とぶつぶつ文句を言いながらガニ股で歩いている。内股とふくらはぎと足の付け根が痛い。

ということは前回は下半身トレだったわけだ。この頃トレーニングに限らず、何をやったか、何を食べたか、すぐ忘れる。

そして今日五回目。またトレーニング前に言い争いになった。私は私なりに気を遣っただけなのにどうして叱られるのかわからない。ヒロの目には私のやることなすことみーんな「羽生の身勝手」に映るらしい。もう知らん。何もしないし何も言わない。

だいたい初日なんて、まだ着替えてもおらずリュックを置くか置かないかのところでいきなり喧嘩が始まった。言い争いなどという生やさしいものではない。怒鳴りあいの大喧嘩である。ちょうど作業中であったガス工事の業者さんは、作業が終わっても出るに出られなかったに違いない。

ヒロのトレーニングを楽しみにしていたし、オープンおめでとうの気持ちもあったから、なんでいきなりこうなってしまうのだとつくづく情けなかった。このまま一回もトレーニングを受けずにすごすごリュウドのところに戻ったら、リュウドはお腹を抱えて大笑いするだろうと思った。

工事屋さんが帰ったのをきっかけにやっと少し空気が変わった。

「早く着替えてこい」 

「今日はもうやめておいた方がよくない?」

ヒロのこめかみがぴくりとする。

「あーめんどくさい。いいから早く着替えろって言ってるだろっ」

怒るとめちゃ柄が悪い。めんどくさいとはなんだ。こっちの言いたい台詞である。むかつく。私はあんたのオンナかよっ。きゃ、きゃ、きゃ、客だぞっ!

と言いたかったが、これ以上怒らせるとさすがに怖いからやめておいた。

 

情けないことにトレーニングが始まると楽しくなってしまう。

「思い出した。これよこれ」

うんうん呻きながら、バーにぶら下がって伸びたり縮んだりする。

「足の裏全体で蹴るんだよっ。何度言わせるんだバカ!」

トレーニングなら怒鳴らても嬉しい。ヘンタイだ、私。

こちらに移る間際、リュウドに訊いた。

「私、前みたいに燃えることができるかなあ」

リュウドは言った。

「大丈夫。一回で元に戻る」

「せっかくやめたクスリみたいに?」

「そう。羽生さんとヒロさんのトレーニングずっと見ていたからわかる」

 

で、一回で元に戻った。

 

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