羽生ノート

羽生一家玉組座長・羽生まゆみが気儘に綴る日々雑感です。
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トミーと純一と優太と、三人の伯母

トミーと純一と優太がいっぺんに三人そろった舞台があったので観に行ってきた。同伴はEricoとKAZUHOである。

三人は偶然の共演だったようで、小劇場界の狭さをあらためて感じる。

 

さて芝居である。灯りが入ったらいきなり純一が女の子と喋っていた。笑いそうになった。KAZUHOも掲示板に笑ったと書いてあったし、Ericoもたぶん笑ったんじゃないかと思う。別に悪い意味じゃないよ。ただわけもなく可笑しかったのだ。恥ずかしいやら嬉しいやらのヘンヘンテコな気分。親戚の子の発表会に出席した伯母さんの心持ちといったところか。

当然この瞬間は純一が主役に違いないと思った。ところがだんだん情けない役柄になってゆき、劇団をやめるとかやめないとか(役者の役だったからね)ウダウダ言い出して本気で腹が立った。私は同様のことでかなり痛い目に遭っているので、芝居とはいえ呑気にしていられないのである。

でも純一は台詞はいっぱいあった。優太なんか台詞がほとんど無いのだもの。まったく私の役者をなんて使い方してくれるんだと、私のご機嫌はかなり斜めったね。しかもやっと3行以上の台詞が来たと思ったら噛むし。私は客席で堂々と「噛んだ」とダメ出ししてやった。

昼間優太から「お待ちしていますメール」が来たので「噛むなよ」と返信しておいた。「お待ちしていますメール」に「噛むなよ」と返信すると大概の役者はビビるからチョー面白いのである。

ところが優太は「はーい!」と呑気な返信で、私は「あら、割と自信あり。つまんない」と思った。

その話を観劇前にEricoにしたら「優太は噛まないから」と絶大の信頼であった。

でも噛んだ。ま、こんなもんだ。

トミーはいつもながらの「悪い人」の役であった。今回の演出家の芝居を観るのは2度目だが、前回もスーツを着た悪い人の役だった。すでにすっかり板についており、安定の「悪い人」であった。

そういえば私の芝居でも悪い人をやったことがある。「午前2時〜」で悪い雑誌記者の役をやった。私の知人が「あんな悪い人は見たことがない。ひどすぎる。出てくるたびに腹が立った」と、芝居を観るのが初めてだったせいか役を飛び越えてトミー批判になっており大変困った。トミー自身はこの世にこんないい人は居ないってなくらいいい人である。

 

私の役者が三人も出ていたのでめずらしく観劇ネタを書いた。

EricoやKAZUHOも含めて役者達の顔を見られるのは嬉しい。気持ちがほんわかする。自分が演出家だということも思い出す。

そうそう、Ericoの依頼で純一とEricoの二人芝居を創るよ。来年2月に神田のライブハウスで3日間。詳細はいずれEricoから発表があると思うので私はこのくらいで。

というわけで今日は純一の芝居を客観的に観ることができて良かった。

さあ、そろそろ書き始めねば。

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