羽生ノート

羽生一家玉組座長・羽生まゆみが気儘に綴る日々雑感です。
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もっと褒めよう(練習生日記3)

昨日は宣言どおり稽古前にボクシングジムで汗を流した。

やっぱり運動すると気分もいいし体調もいい。

平日の昼間だったせでジムはがらんとしていた。このあたり、やはり住宅地のフィットネスクラブとは様子が違う。住宅地のジムだと元気なマダムたちで昼間の方が圧倒的に混雑しているもの。

トレーナーも二人だけだった。顔なじみのチーフトレーナーと初めて会うトレーナー。トレーナーは次から次へと新顔登場で名前が覚えられない。トレーナーの方は初めてでも必ず私を「羽生さん」と呼ぶから、私が更衣室に居る間に名前を確認するのだと思う。

この初顔トレーナーが昨日は面倒を見てくれた。ミット打ちは2ラウンドと決められていて、楽しいのにあっさり終わってしまう。10ラウンドくらいやってヘトヘトになりたいとよく思う。

当然だけど、同じミット打ちでもトレーナーたちはそれぞれ指導法が違う。細かく止めてフォームの修正をする人もいれば、とにかく気持ちよく打たせてくれる人もいる。私はまだ初心者だから両方大事で、毎回トレーナーが変わるのがけっこう楽しい。

みんな親切で優しい。モヒカントレーナーとは大違いだ。でもボクシングでも筋トレでもダメは同じことを言われている。

「アゴを下げて」

このダメが一番多い。

モヒカントレーナーに言われるとムッとしていたが、こちらでは「あーん、またやっちゃった」と可愛く受け答えている。

それにしてもよっぽど上がっているんだなあ、私のアゴ。苦笑する。自分ではわからないのだ。

そこで反省するのが役者へのダメである。一回で直さないとすぐイラッとしてしまう。そんなに直したくないならこの台詞カットしてやると思うくらいだ。現にカットしちゃうし。

いかんいかん、もっと大きく広い心で役者を見なくてはね。

 

昨日のボクシングの練習は稽古前だったので1時間で切り上げた。

ストレッチをやっていたらチーフトレーナーが来てくれた。

「今日は早いですね」

「はい。このあとちょっと用事があるので」

「そうですか。こういう、人が居ないときにディフェンスのやり方を教えたかったんだけど」

え? 稽古なんかどうでもいいからすぐさまもう一回グローブを装着したくなった。

「羽生さん上達が早いから。フォームもきれいだし」

ええーっ。喜びで心が震えたね。犬だったらブンブン尻尾振ったところである。

「やーん、チョー嬉しい」

可愛く受け答えた。「チョー」とか言っちゃって。

なぜだかわからんが、こちらでは「可愛い人」と思われたいらしい。

 

褒めるって大事ね。役者へのダメももっと褒め言葉入れよーっと。

と、思わず決意してしまった。

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