羽生ノート

羽生一家玉組座長・羽生まゆみが気儘に綴る日々雑感です。
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賀正メール(稽古場日記5)

稽古も佳境の四場である。

ここは稽古するのが、やる前から気が重たくてしかたなかった。役者の芝居がヘタ過ぎてガクーッとへこたれるに違いないと想像していたからである。そんなわけで稽古したくなかったけど、そういうわけにもいかないので今日初めてちゃんとやってみた。

なんか知らんがわりと良かった。

なんか知らんがEricoはちゃんと喋るし、なんか知らんが純一の受けがいちいち決まる。

ちょっと気が楽になった。

いやいやまだ油断はできない。私が「きっとひどいに違いない」と思い込んでいたせいで衝撃が薄められただけだったのかもしれない。

さて、今回は一時間に凝縮されているせいか、私が創る芝居の特徴がよく目立つ。全編通して過去を語り、死者を語る。私の芝居ではたびたび主題となるレクイエムである。

鎮魂の対象が誰であるかはまだ言えない。Ericoに怒られる。残念である。いろいろ喋りたい。

玉組をいつもごらんになっているお客様には「ああ、安定のいつものやつだ」と思っていただき、新しいお客様には私の創る「物語」を楽しんでいただければと願う。

 

せんだって稽古場で雅紀の噂話をしたら、翌日雅紀からメールがきた。

年明けの挨拶かと思って大喜びで開けたら芝居の宣伝だった。なんだよっ。

いちおう明けましておめでとうの挨拶はあったが、こっちの方がついでであることは間違いない。

先ず年始の挨拶、それから二週間後に宣伝。二つに分けろっ! と思った。

まあよい。麻理枝とEricoを除けば役者で挨拶メールがあったのは優太くらいだ。次回、もし優太が玉組の舞台に立つことがあったら台詞10個は増えるね。

純一でさえ挨拶なしだから他の者のメールなんて端から期待していない。全然していないし。ホントにしてないもん。

Ericoは正月前純一に、羽生さんにメールするようにと進言しようとしたらしい。しかしいくらなんでも今回はするだろうと思って余計なお世話はやめておいたら、やっぱりしなかったと言っていた。

稽古場でそれを聞いた純一がめっちゃ渋い顔をしていた。

 

いいのよ、純一。もちろんそんなことは問題ではないわ。あなたがとびっきりステキな芝居さえしてくれれば。

素晴らしい俳優でいてね。私の望みはそれだけよ。メールなんて全然。ホントに全然。ホントよ。ホントだから。

 

| 羽生まゆみ | シリウス、あるいは犬の星 | 00:45 | - | -
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