羽生ノート

羽生一家玉組座長・羽生まゆみが気儘に綴る日々雑感です。
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思い出だって思い出さないと…

掲示板が突然消えてびっくりだ。よくわからんがいろいろ事情があるのだろう。思い出が消えてしまったのがちょっと寂しい。

そういえば『羽生ノート』も、書き始めの頃のものが途中でなくなっちゃった。当時はネタも豊富で筆力も今よりマシだったから書くのが楽しかった。ゲットとの別れのシーンなんかかなり上手に書けていた記憶がある。匡人の悪口も筆が冴えわたっていた。消えたのはもったいなかった。

そういえば最初の頃の羽生ノートから何篇かを選んでエッセイとしてまとめたものが存在する。HP上で発表したことがあったかなあ‥‥あんまり思い出せない。そこそこ良い出来で自己満足に浸ったはずだ。みんなにも読んでもらいたいけど、退団者が活躍しているから完全な時期外れで、今読んでも面白くないか。

 

掲示板は一から出直しで、その最初がミケのライブネタなのはちょっと良かった。写真もいつもの女子5人が勢揃いしているし。玉組って結局最初から最後まで女子頼りだったなあと思う。

強い男子が私たち女子をぐいぐい引っ張ってくれていたらどんなに幸せだっただろう。男子(カズさんだのマーさんだのゲットさんだのゴローさんだの‥‥あ、モミーさんも)が女子の重たい荷物のほんの少しを持ってくれていたら、今の私の不幸はなかったな。と思うが、私の荷物を引き受けてくれるどころか、彼ら自身が私にはめっちゃ重たかったんだからどうしようもない。一人につき100圓らいあった。

 

幸せだと思う瞬間もある。いまだにホンを書いているではないか。『シリウス〜』の本番を観ながら客席で「あー、幸せだ」と思っていた。(役者がトチるたびに「あー、不幸だ」とも思っていたが。)

繭子(小雨)や歩太と別れてひと月がたつが、会いたくてたまらない。こうやって書いていると涙ぐんでしまうくらい会いたい。

ホンの登場人物の多くが私にはリアルだ。どこかで生きているような気がしてしかたない。あれからひと月、繭子と歩太はもうお喋りはしていないけれど、散歩する繭子に付き添う歩太の姿を私はリアルに想像することができる。

そして想像できる幸せを思うのだ。私はたいした人間じゃないし後悔や失敗の多い人生で、なので私を「運のいい人チーム」に入れてくれなかった神様をめっちゃ恨んでいるが、ただひとつ、物語を創る力を与えてくれたことにはしぶしぶながら感謝している。

その力のおかげで私は孤独ではないし、人生にわずかながらの彩りもある。友達は皆無だし、それどころか「ただのい知り合い」さえ微少な私だけれど、私が創った物語にわくわくしてくれる「知り合いじゃない人たち」の存在に、私はどんなに大きな喜びをもらっているだろう。

役者たちも、好き嫌いは別にしても、ともかく私を忘れることはないはずだ。死んだら偲んでくれる役者さえ一人二人は居るかもしれない。そして私の物語で演じたキャラを懐かしく思い出すだろう。つまり彼らとの絆も物語あってこそなのだ。

 

今日は何の話をしたかったかというと「思い出」と「記憶」だったのだがあまり上手に書けなかった。

先日Ericoと、今回のどらえもん映画の宣伝コピーがちょっといいねという話が出て、私はしずかちゃんバージョンの「思い出だって思い出さないと消えてしまう」てのが心に残っていたから。

それと、NHKドラマの『トクサツガガガ』の最終回は、「長い間忘れていても、ふとしたきっかけで好きだった気持ちを思い出す」がテーマだった。そんな二つに「掲示板が消えた事件」が重なって、この書き込みになった。

 

やっぱり初期の『羽生ノート』をアップしようかなあ。

Ericoが、今では無関心なカズさんや大嫌いなマーさんを好きだった気持ちを思い出すかもしれないから。羽生ノートがふとしたきっかけになれば幸いである。

| 羽生まゆみ | - | 18:03 | - | -
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