羽生ノート

羽生一家玉組座長・羽生まゆみが気儘に綴る日々雑感です。
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記憶違い

EricoプロジェクトRoundの公演も本日が楽日である。

早いなあ、もう3つ終わったよ。私のときは「極寒の2月」なんて台詞が作中あったくらいなのに、気づけば梅雨だ。4つめの次回は真夏の公演である。

Ericoは謙虚に真摯に取り組んでいる。えらいよまったく。私なんぞ、ベテランと呼ばれるようになった頃は「文句」しかなかったもん。全然謙虚じゃなかった。いっつも怒ってた。ヘボい役者ほど文句が多い。

 

お芝居を観るたびに稽古場が恋しくなるが、しかしこの頃の私は芝居とは関係のない日常を過ごしている。サンドバッグ相手に戦ったり、ソファに寝転んでお菓子食べたりTV観たり、オリンピックのチケットを取る為に50万人の行列に並んだりね。

ほかには、この頃はよく映画館に通っている。先日何十年振りかで『ゴッドファーザー』を観て激しく感動した。その数日前に観たばかりの『空母いぶき』がぶっ飛んだもの。それなりに面白かったのに、そんな気持ちも敵潜水艦と一緒に海の藻屑と消えてしまったよ。

感動したのは多分に「懐かしさ」もあったかもしれない。ドン・ヴィトー・コルレオーネという名前が出てきただけで「そうだった、そうだった。コルレオーネだった!」と胸がいっぱいになった。

『ゴッドファーザー』は気ら靴泙任△襪里如記憶にあるシーンがごっちゃになっていたり、良いシーンがすっかり記憶から脱落していたりで、ああ私って残念な数十年を過ごしていたのねと悔いた。こんな良い映画、しっかり記憶しておきたかった。

私の記憶ではなぜか、パパ・コルレオーネ(マーロン・ブランド)と三男のマイケル(アル・パチーノ)には大きな確執があったのだがとんだ勘違いだった。記憶ってほんと、当てにならないものなのね。

長男のソニー(ジェームズ・カーン)についても大いなる記憶違いをしていた。ソニーはバカタレだと記憶していたのだ。とんでもなかった。私、登場人物の中でソニーが一番好きかも。これについてはたぶん、私自身の成長によるものだと思う。無垢な少女の私は気短ですぐ逆上するソニーを「良い」とは思わなかったのだろう。「バカタレ」の烙印をペタリと押して、それが記憶に残ったというわけだ。

今は逆上する男が好き。いざという時、家族が危険な目に遭う時、侮辱された時、男は殴らなくてはいけない。腕っぷしが強くなくてはいけない。と、無垢な少女から垢まみれの大人に変身した私は思う。なにはともあれ、ジェームズ・カーン、めっちゃいいわ。『ミザリー』と『愛と哀しみのボレロ』にも出ていたことを思い出した。やっぱり良かった。この二つもまた観たい。リバイバル上映してくれないかなあ。

 

もっとちゃんとしたストーリー説明と感想が書ければよいのだがむつかしい。ごめんなさい。

そういえばTVで『美女と野獣』をやっていてやっぱり面白かった。野獣の皮がむけて中から野獣疲れしたヘロヘロ王子が出てくるところが好き。二度目の鑑賞だから覚悟ができていて楽しく観ることができた。映画館で初めて観たときは、ヒラヒラな王子ファッションの王子が颯爽と出てくるとばかり思っていたので、ヘロヘロ姿に激しくガッカリして椅子の下に崩れ落ちそうになった。できればヘロヘロ姿よりヒラヒラ姿が観たかった。今回は「きゃあ、疲れてる〜ぅ」と笑った。

面白かったので、現在上映中の『アラジン』を観ることにした。

 

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