羽生ノート

羽生一家玉組座長・羽生まゆみが気儘に綴る日々雑感です。
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フェアリーたち

新体操の世界選手権。フェアリージャパンのお嬢さん方が団体総合で銀メダルを取ったというニュースが入ってきた。俄かには信じがたい出来事である。

「ブルガリアは出ていなかったの? イタリアは?」

本当に失礼な私。

大急ぎでスマホ検索をかけるも金がロシアだったことくらいしかわからない。

翌日、今度は種目別のボールで金メダルを取った。金!

そんなわけで昨夜は夜中に新体操の録画中継を観て楽しんだ。結果がわかっているから落ち着いて観ることができた。ところが結果を知らなかったフープ・クラブ種目でも銀を取ったから眠りかけていた目がピッカリ覚めた。いったいいつのまに、フェアリージャパンはこんなに強くなったのだ。

おめでとう、フェアリーたち。きついお稽古の様子をTVで観たことがある。頑張ったね。

点数から言ってもロシアの尻尾は確実に見えている。五輪での団体総合金もあながち夢ではないぞ。

ああ、打倒ロシアをアーティスティックスイミング(シンクロ)ではなく新体操に託すことになるとは。まったくもって信じられない。

 

強化本部長の山崎浩子さんがTVにちらっと映った。お若い。奇跡の若さだ、バケモンだ。現役だったロス五輪のころとちっとも変らない。8位入賞だったことやボールのパフォーマンスをはっきりと覚えている。技術は上位と差があったかもしれないが、しなやかさがウリのヨーロッパの選手とは違う、独特の力強さが好きだった。髪型もお団子じゃなくてポニーテールだったのだが、それがとてもかっこ良かった。

山崎さんに一つお願いがある。素顔はとっても可愛らしい妖精たちの、あのヒドイお化粧をなんとかしてほしい。あれではあんまりだ。可哀そうだ。

数年前に見たとき「今回のメンバーはとってもスタイルが良いのにちょっと顔が惜しいな」と、ファンの勝手さで勝手なことを思っていた。でもお稽古場の素顔の彼女らはみんな、びっくり仰天の美人さん。となりで練習していたロシア選手にも負けていなかった。

なんで大切な本番でわざわざブスにするのだろう。アーティスティックスイミングもそうだが、スポンサーに化粧品メーカーが入るとこうなっちまう。

「審査員のみなさんに表情がよくわかるように」とか「立体感がポイント」などとステロタイプの御託を並べて、せっかくの美人さんをブス顔にしてしまうのだ。「シンクロやバレエや新体操のメイクはこういうもの」と決めつけるのではなく、それこそアーティスティックな頭の持ち主がメイクサポートに入って、可愛らしいお嬢さん方をますます可愛らしくしてほしいと願うのである。

山崎さんはヘンテコなメイクはきっぱりやらなかった。そういうところが好きだった。

 

私はうちのフェアリー達には、メイクについてもあれこれダメ出しするよ。5回行われる通し稽古のときに必ずメイクはチェックする。役柄なんか関係ない。どんな役でも美しくあることは必須条件だ。舞台では正真正銘の妖精でいてほしい。

ダメを出しても言うこときかないけどね。どーも全体的に薄いのが不満である。「唇赤くしろ」と言ってもききゃあしない。

こんなことを書いていたらEricoがメイクが激しく下手だった頃のことを思い出した。

まだ劇団を揚げる前のこと。衣装・メイク合わせのとき、プロデュース兼主演の中村さんに叱られた。

「おいっ、誰かEricoにメイク教えてやれ!」

 

Erico24才。若き日の思い出である。

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