羽生ノート

羽生一家玉組座長・羽生まゆみが気儘に綴る日々雑感です。
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絶好調

なんだか私の出る幕がないほどサクサクとシーンができあがっちゃうのである。というわけで今日はご機嫌さんな私なのであった。ご機嫌さんだったので早めに稽古を切り上げて、「飲みに行くぞーっ!」なんてことも言っちゃったのであった。
「そのわりにはまだ2センチしか減っていないんですけど」
カシオレのグラスを指してタカシに言われたりするのだが、それを言ったらオシマイというものである。酔わせてよ、飲んべ気分に。
タカシといえば、どうやら昨日の私のダメに傷ついていたらしく、酒場で告白されてチョー焦った。弁解しようとしてめまぐるしく頭を回転させたがうまい言い訳が浮かばず、またまた焦った。というわけでタカシを傷つけたことに傷ついた私であった。ごめんね、タカシ。

今日はいつもの稽古場が使えず、麻理枝が変な場所にある稽古場を押さえたせいで道を間違えてしまった。幸い大事にはいたらずすぐに迷子から脱却できたが、頭はかなり沸騰した。
2つ目の信号を右に曲がらねばならなかったのに、3つ目を曲がってしまったのが敗因であった。しかし途中ですぐにおかしいと気づいたのは、さすがに迷子慣れしている私だからこそである。
さっそく麻理枝に八つ当たりの電話をかける。迷子になると誰かに八つ当たりせずにはいられない。いつだったかも中部地震の募金ボランティアを怒鳴りつけたことがある。迷子で頭を沸騰させている最中に運悪く近寄ってきたのである。
「私は今それどころじゃないの! 見てわからないっ?」
たぶん見てわからなかったと思う。
募金活動をしている立派な人に八つ当たりするなんて、私は本当にひどい人間である。でも今日は他人には八つ当たりせず、麻理枝とEricoにひとしきり当たっただけですんだ。
で、電話を切ると、迷子慣れしている私はすぐに通りかかりのおじさんを止めて訊ねた。
「この道は千歳船橋行きのバスが通る道ですか?」
「千歳船橋行きはここは通らないねえ。もう一本向こうの道」
やっぱりそうか。
がっかりしていると優しいおじさんは教えてくれた。
「チトフナ行きのバス停でここから一番近いのは、加山雄三の家のとこにあるバス停だね」
知らないよっ、加山雄三んちなんて!

明日はオフ。
明後日は封印していた一場を稽古する予定。またサクサク仕上がって私の出番がなかったらどうしよう。ダメ出ししないとかっこ悪いわ。
まあそんな時は、
「キャラクター同士の距離感がわからないのよっ」
なんて、わけがわからないけど意味のありそうなことを言っておけば演出家らしくてなんとかごまかせるかもしれない。
「意味わかんないんすけど」
佳美あたりに突っ込まれないよう祈るばかりである。

| 羽生まゆみ | 稽古場日記 | 00:43 | - | -
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